ウルセラとサーマクール—たるみと弾力低下は別の問題だ

ウルセラとサーマクール—たるみと弾力低下は別の問題だ

2つの施術は、カウンセリングでほぼ常に一緒に言及され、検索すると「どちらがより良いか」という記事が次々と出てくる。しかし、この2つは競合する施術ではない。作用する層が異なり、そのため解決する問題も異なる。どちらが良いかではなく、自分の問題がどちらであるかをまず決める必要がある。

深さが異なる

超音波リフティングは、エネルギーを一点に集めて、肌の下の深い層——顔を支えている筋膜層まで——に熱を与える。その層が収縮することで、下垂したものを上へ引き上げる効果が得られる。

高周波は、比較的広い範囲の真皮層を温める。コラーゲンが反応することで、肌そのものが引き締まり、厚くなることに近い。顔の輪郭を引き上げるよりも、たるんで薄くなった肌の質感を改善するために使われる。

自分の問題はどちらか

  • 鏡を見てフェイスラインがぼやけ、頬が下垂しているのが気になる→引き上げる施術
  • たるみよりも肌が薄くなり、弾力がなく、細かいシワが増えたのが気になる→引き締める施術
  • どちらも→カウンセリングで順番と間隔を決める。同じ日にまとめて行うことが常に良いとは限らない。

痛みと回復は性質が異なる

超音波はエネルギーが一点に集中するため、一瞬、ピリピリとした痛みが走る。高周波は広範囲を温めるため、チクチクとした熱い感覚が繰り返される。どちらがより痛いかは人によって異なり、照射回数と強度によって大きく変わる。

回復期間はどちらの施術も長くないが、ゼロではない。上記の表にある回復期間を参考に、重要な予定の前に施術を詰め込まないようにするのが安全だ。腫れが1、2日残る場合があり、まれに内出血が起こる。

価格が大きく異なる理由は「ショット数」にある

どちらの施術も消耗品を使用する。超音波はカートリッジ、高周波はチップで、これに何回(ショット数)照射するかによって、価格の大部分が決まる。同じ施術名であっても、300ショットと600ショットでは異なる施術であり、価格も異なる。そのため、見積もりを比較する際には、施術名だけを見ていても意味がない。

見積もりで確認すべきこと

  • ショット数 — 何回照射するか。部位ごとに分けて照射するか。
  • 消耗品の開封確認 — カートリッジやチップを施術直前に開封しているかを確認できる。使用回数が決まっている消耗品である。
  • 施術者 — 誰が施術を行うか。この2つの施術は、エネルギーをどの深さに、どのように照射するかが結果を大きく左右する。
  • 機器 — どのような機器を使用するか。食品医薬品安全処の許可情報は、製品名で検索できる。

「一度で全て終わる」という説明には注意する

リフティング系の施術は、熱で組織を収縮させ、その後数か月かけてコラーゲンが再び生成されることで変化が完了する。つまり、施術直後は最終的な結果ではない。逆に、たるみがすでに進行している場合は、非外科的なリフティングで改善できる範囲に限界がある。施術を受ける前に、カウンセリングで期待値を調整することが、この施術群では特に重要である。

参考資料

一般的な情報であり診断に代わるものではありません。施術の可否は医師と相談して決めてください。